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東西南北

 「シダーデ・リンダがシダーデ・リンパを破った」―。16日付アゴラ紙にこんな見出しが躍った。これはサンパウロ市のジョアン・ドリア市長が、自らの都市美化計画「シダーデ・リンダ」の一環として、同市南部のブラジル大通りに「中央分離帯緑化計画」の立て看板を12枚掲げ、2007年にジルベルト・カサビ元市長が制定した景観法「シダーデ・リンパ法」に抵触したことをさす。同法では、このような看板を設置する場合は市の都市景観保護委員会の許可が必要としているが、この認証が取れていない。看板は縦横共に2メートルで、市長本人が出した縦60センチ、横40センチの規定も大きく超えている。この後どうする?
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 サンパウロ市中央部と南部のインテルラゴスをつなぐバスの内、5630/10線、5370/10線、695X/10線で、乗客の降車を知らせるボタンのスイッチが利かず、乗客が迷惑を被っていると、アゴラ紙が報じている。これはバスの中の電線が故障していて降車サインが点灯しないためだが、運転手がこれに気付かず、乗客と運転手が口論になることさえあるという。新型車両で起きているというトラブル。対策を願いたい。
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 15日午後6時頃、サンパウロ市地下鉄3号線のセー駅で、15歳の少年が34歳の男性に腹部を刺される事件が起きた。少年はバラ・フンダから兄と2人で乗り込んだが、からんできた男性に「セー駅で降りろ」と言われた。少年はセー駅で引き摺り降ろされそうになったため、抵抗し、男性が持っていたナイフで刺されたという。犯人は線路内に逃げたが、捕まった。

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