23日、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレの連邦地域裁判所(第4区、TRF4)に、今年7月にパラナ州連邦裁判所で行われた裁判に対するルーラ元大統領の控訴が届けられた。控訴到着は異例とも言える速さで、大統領選に支障が出ないよう、裁判を早く行おうとする関係者の意向が現れている。25日付現地紙が報じている。
ルーラ氏がサンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅を介した収賄容疑でパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事から9年6カ月の実刑判決を受けたのは7月12日で、第2審を行うTRF4に控訴するのに要した日数は42日だった。