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リオ=コパカバーナでの今年の大晦日花火は17分=人気歌手アニッタやカーニバル優勝サンバチームも華を添え

リオ市の毎年恒例の大晦日の年越し花火の様子(参考画像・Gabriel Monteiro/Riotur)

リオ市の毎年恒例の大晦日の年越し花火の様子(参考画像・Gabriel Monteiro/Riotur)

 リオデジャネイロ恒例の、コパカバーナビーチでの年越し花火は、今年は17分間、打ち上げられる模様だ。
 年末年始のリオ観光キャンペーンの発表会は、マルセロ・クリヴェッラ市長も参加して行われ、新年を祝うイベントには、人気歌手のアニッタやロベルト・フレジャーの他、今年2月に行われたリオのカーニバルのコンテストで優勝したエスコーラ・デ・サンバ(サンバチーム)の、ポルテーラとモシダージ・デ・インデペンデンチも参加し、華を添えると発表された。
 リオ市によると、昨年の大晦日の観光シーズンには270万人の観光客が同市を訪れ、22億レアルの経済効果があったという。市役所側は今年の場合、昨年比15%増をもくろんでいる。
 またリオ市では、今年はより大きな大きな経済効果を得られるよう、年末年始の観光シーズンを長くとる意向だ。今年の年末年始観光キャンペーンは、クリスマスの翌日の12月26日から始まる。
 観光キャンペーンには、リオ市西部バーラ・ダ・チジュッカ地区にある元リオ五輪メイン会場のオリンピック・パークでの世界サーカス集団、シルク・ド・ソレイユ公演や、コパカバーナビーチでの老舗楽団、オルケストラ・タバジャラの公演も含まれている。
 年末年始観光キャンペーンは年明けの1月6日、コパカバーナビーチと並行に走るアトランティカ大通りを、来年のリオのカーニバルコンテスト1部リーグに参加する、13のエスコーラ・デ・サンバ(サンバチーム)の打楽器隊による合同パレードで終了する。サンバ隊は大晦日のイベント用に用意された特別ステージまで行進し、そこでブラジル交響楽団と合流してショーを行う。
 クリヴェッラ市長は、「今年の大晦日は格別なものになる。市役所側は治安維持のため、期間中のコパカバーナの市警備隊の人員を通常の2倍にして対応する」と、キャンペーン発表の場で語った。(26日付アジェンシア・ブラジルサイトより)