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89℃コーヒー・ステーション=東洋街に丸海グループ新店舗

店員が一杯ずつ淹れるカフェ・コアード

店員が一杯ずつ淹れるカフェ・コアード

 丸海グループ(グオ・ジョニー社長)は、喫茶店「89℃コーヒー・ステーション」(Praça da Liberdade, 169)を19日、サンパウロ市のリベルダーデ広場に開店した。日本の喫茶店をイメージした店内ではコーヒーやケーキ等のほか、弁当や清涼飲料水も販売している。
 飲み物はコーヒーからお茶、ホットチョコレートなど幅広く約30種を取り揃え、その場で豆を挽き一杯ずつ淹れる日本式ドリップコーヒー(カフェ・コアード)も。飲み物は4~13レ、コシーニャやサンドイッチなどの軽食は7~23・5レとなる。

店舗の内装

店舗の内装

 日本で3ヵ月ほど研修したパティシエが作っているシュークリームやケーキ、トルタなどの甘菓子は7~13レ。ホールケーキの予約注文も受け付けており、1キロ80レになるそう。
 グオ社長によると、季節ごとにお菓子の種類を変えるそうだ。現在はケーキの上にサンタや熊の形のクッキーが載ったナタウのケーキが販売されている。
 開店時間は午前7時半から午後8時まで。
 問合せは(11・3203・1108、同・3203・0996)まで。


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 「日本式」を意識した89℃コーヒー・ステーション。お洒落な店内のあちこちに、こっそりと狸の置物や刀、日本の風景写真などが飾られていて、見つけるのも楽しい。抹茶シュークリームや抹茶ラテなどの抹茶メニューに使われている原料は、日本からの輸入品だ。店名の「89℃」は、カフェ・エスプレッソを淹れるのに一番良い温度からとったそう。使われているコーヒー豆はミナス州のセラードにあるナカオ・ミツオ農場のもの。店内で豆の販売もしているので、気に入った人は購入も可能。豆と挽いた状態の2種類あり、注文すれば店内で挽いてくれる。コーヒー好きは「一飲」の価値あり?

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