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110周年記念で将棋大会=本紙と伯将棋連盟が共催=初・中級者向け教室も予定

高木社長と吉田会長(左から)

高木社長と吉田会長(左から)

 ニッケイ新聞(高木ラウル社長)とブラジル将棋連盟(吉田国夫会長)は、ブラジル日本移民110周年を記念して、4月22日と8月26日に同連盟会館(Rua Galvao Bueno, 17, 3o. andar – Liberdade)にて、記念大会を行う。同時に、初心者向けの将棋教室も開催する予定だ。

 開催主旨について高木社長は、「前身である日伯毎日新聞時代に、伯将棋連盟と『全伯名人戦』を共催してきた。同大会は1948年に第1回を行い、今年で第71回を迎える歴史あるもの。1970年代の最盛期には参加者300人を数えたが、最近は会員の高齢化と後継者不足によって3~40人が参加するのみとなっている。昨今は最年少プロ棋士の藤井聡太六段の活躍や羽生善治永世七冠の国民栄誉賞受賞で、将棋文化普及に追い風が吹いている。当地から将棋文化が失われてしまうのは、あまりにも惜しい。記念大会は〃夢よもう一度〃という気持ちで持ちかけた」と説明した。
 吉田会長は「将棋文化の普及は我々の使命でもあり、記念大会開催は願ってもないところ。将棋は移民と共に伯国へ渡って来て、開拓生活の無聊をよく慰めた。記念大会では移民110周年を祝うと共に、今後の将棋文化発展に資するものにしたい。普段参加されない地方在住者や企業駐在員の方々も是非ご参加を」と呼びかけた。
 4月22日には『ブラジル日本移民110周年記念 第46回全伯王将戦大会』が、8月26日には『ブラジル日本移民110周年記念 第71回全伯名人戦大会』が開催される。
 両大会は午前8時受付、午前10時開会。参加者は自分の棋力に応じて、初・二段戦、三段戦、四段戦、それ以上の段位者向けの本戦に参加する。午後6時には全試合を終え、表彰式となる。段位免状を持たない参加者は初・二段戦からの参加が原則となるが、事前に連盟会館へ赴き、連盟関係者と手合わせするなどし、関係者からの推薦があれば上位区分からの挑戦もできる。
 将棋連盟会館は毎日午後2時から午後6時半まで開館しており、吉田会長は「大会の下見も兼ねて気軽に遊びに来てください」と呼びかけている。推薦手合わせ希望者は事前に電話連絡すること。電話番号は(11・3209・7687)。
 同時開催予定の初・中級者向け教室は、駒の動かし方から作戦の立て方のポイント、各種戦法の紹介等が行われる。吉田会長は「大会に参加する自信はないが将棋には興味がある、という方に来てもらいたい」と話している。

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