ホーム | ブラジル国内ニュース | サンパウロ市議会=社会保障制度改革を先送り=ドリア市長には痛い敗北

サンパウロ市議会=社会保障制度改革を先送り=ドリア市長には痛い敗北

市議会前の道路を占拠した、社会保障制度改革に反対する集団(© Roberto Parizotti)

市議会前の道路を占拠した、社会保障制度改革に反対する集団(© Roberto Parizotti)

 サンパウロ市議会が27日、今後120日間は市職員対象の社会保障制度改革の採決を行わないとの宣言を出し、10月のサンパウロ州知事選に出馬するため、4月にサンパウロ市長の座を退く予定のジョアン・ドリア氏(社会民主党・PSDB)にとっては痛恨の敗北となった。28日付現地紙が報じている。
 ミルトン・レイテ市議会議長(民主党・DEM)は、「改革推進派からも、時間をとって新提案を検討するべきとの声が出ている」とした。120日後に社会保障制度改革を再開する時は、現副市長のブルーノ・コーヴァス氏が市長として指揮をとることになる。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について