労働者党(PT)政権の中核的人物で、ルーラ政権では財相、ジウマ政権では官房長官をつとめたアントニオ・パロッシ被告が26日、パラナ州連邦警察との間で報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行うことで正式に合意した。正式な司法取引成立には最高裁による承認が必要だが、認められれば、PT政権の新たな疑惑が浮上する可能性もある。27日付現地紙が報じている。
パロッシ被告の名前はオデブレヒト社の賄賂分配表に「イタリア」というコードネームで記されており、16年9月のラヴァ・ジャット作戦第35弾で、収賄と資金洗浄の容疑で逮捕された。
タグ:ペトロブラス PT ルーラ 写真ニュース ラヴァ・ジャット セルジオ・モロ バイア クリチバ