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PTはシロと手が組めるか?

17年2月、ルーラ氏と会談した際のシロ氏(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

17年2月、ルーラ氏と会談した際のシロ氏(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 混戦と言われ、「誰が勝つかわからない」と言われている今年の大統領選だが、ここに来て、大きく動きつつあるとコラム子は見ている。有権者の動向でこそないが、少なくとも政界関係者の流れはシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)に向いている▼元々、この選挙はシロ氏には有利だと言われていた。それはルーラ元大統領が裁判有罪で出馬がままならない場合、ルーラ氏に投票したいと思っていた人の票が行きやすいのがシロ氏だと思われていたからだ。それはシロ氏がルーラ政権の閣僚の頃から同氏と強い友好関係を築いていたことが知られていたからで、それはすでに世論調査のシミュレーションの数字などでも証明されている▼

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