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W杯開幕前日までリーグ戦を消化するブラジル全国選手権、補欠メンバーの扱いは?=代表に行かないのに国内のリーグ戦にも出場できない可能性有り

昨年1月、ブラジル国内チーム所属選手だけで構成された代表チームで試合に出場したドゥドゥ(Ricardo Stuckert/CBF)

昨年1月、ブラジル国内チーム所属選手だけで構成された代表チームで試合に出場したドゥドゥ(Ricardo Stuckert/CBF)

 23日の夜に行われたブラジル杯決勝トーナメント1回戦第2試合、パルメイラス対アメリカ・ミネイロ戦の前に奇妙なスタメン変更があった。
 この日の試合に出場するはずだったパルメイラスの不動のレギュラー、ドゥドゥが、直前で控えFWのデイヴェルソンに替わったのだ。
 これはごく稀に起こる、ウォームアップ中の怪我によるメンバー変更ではない。ドゥドゥが、23人のロシアW杯のブラジル代表に入っていなかったものの、さらに12人登録される補欠メンバーに入っていた事がその理由だ。
 国際サッカー連盟(FIFA)は、「W杯出場メンバーは、5月20日をもって所属チームの試合から離れ、W杯開幕までの準備期間に入るべし」との通達を出しており、その規定に12人の補欠メンバーも従う必要があるかないかの確認が遅れているのだ。
 パルメイラスは、ブラジルサッカー連盟(CBF)に確認しようとしたものの、試合開始までに返答が無く、仮に出場させた事で後から出場停止を受けるリスクを恐れ、慎重策をとったのだ。
 なお、「所属チームの試合に出られるのは20日まで」の規定には例外がある。それは、26日に行われる、世界注目のビッグマッチ、UEFAチャンピオンズリーグと、22~24日に南米各地で行われたリベルタドーレス杯だ。
 FIFAはこれらの試合にはW杯出場メンバーも出場してよいと明言しているが、パルメイラスの試合はブラジル杯だったため、対象外だった。
 今回、わりを食ったのはパルメイラスだけだが、週末からは他のブラジル国内チームもこの問題に苦しめられる事となる。
 クルゼイロのデデー、サンパウロのロドリゴ・カイオなども12人の補欠メンバーに入っているからだ。国内リーグの全国選手権は、W杯による中断に入るまでに6節も予定されており、代表補欠メンバー(当然、所属チームでは主力)を出場させられなかったら、チームは納得できないだろう。
 現在もCBFはFIFAとの交渉、確認作業を続けているが、あるブラジル人ジャーナリストは、「FIFAは5月20日以降も試合に出したいならば、5月17日までに申請せよとしていたのに、CBFはそれを怠った?」と未確認情報をツイートしてもいる。(規)

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