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カンタレイラ=19年9月までは大丈夫?=記録的な乾燥を受けても

 サンパウロ大都市圏最大の水供給源であるカンタレイラ水系の水位が40%を割り、再び水危機が心配されているが、サンパウロ水道局(SABESP)によれば、同水系は19年9月まで、水を供給できる状況にあると1日付現地紙が報じている。
 1日朝の同水系の水位は39・6%で、2013年から2年続いた水危機が起きた5年前の同日の53・2%よりもかなり低いが、SABESPは心配ないという。
 その理由のひとつは、現在の水位には、前回の水危機の際に足した29・2%分の水が計算されていないことだ。
 二つ目は、前回の水危機の影響で、市民による水道使用量が減っていることだ。例えば、水道使用量がピークとなる2月の給水量は、2014年が毎秒7100万リットルだったのに、2018年は毎秒6200万リトルに落ちている。
 さらに、現在は、カンタレイラの水位に従って5段階の放水レベルが設定されている。現在は40%以下の「レベル3」で、60%超の時の「レベル1」に比べ、毎秒600ミリリットル落ちる仕組みになっている。
 また、同水系はリオ州の水源でもあるパライーバ・ド・スル川と連結できるようになった上、水の供給域についても、他水系の支援を受けられるようになっている。
 SABESPの計算によると、仮に今年の10月1日からはじまる雨季が13年10月からの雨季と同程度の少雨だとしても、19年9月まではもつという。

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