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《ブラジル》大統領選出馬候補次々に公認=アルヴァロやマヌエラなど

他の左派候補の服になる可能性も残されているPCdoBのマヌエラ・ダヴィラ候補(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

他の左派候補の服になる可能性も残されているPCdoBのマヌエラ・ダヴィラ候補(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 大統領選の候補者を公認するための党大会の締切(5日)を前に、1日、2日も、3人の大統領候補が正式に公認された。2日付現地紙が報じている。
 1日には、現在、世論調査の支持率で6番目のアルヴァロ・ジアス氏(ポデモス)が出馬を正式表明した。同日は、パウロ・ラベロ・デ・カストロ氏の出馬を断念したキリスト教社会党(PSC)と共和進歩党(PRP)がポデモスとの連立を表明した。副候補はまだ決まっていない。
 また同日、ブラジル共産党(PCdoB)が、かねてから言われていた通り、マヌエラ・ダヴィラ氏の出馬を宣言した。マヌエラ氏を巡っては、ルーラ氏(労働者党・PT)やシロ・ゴメスといった他の左派候補の副候補にという声も上がっているが、現時点ではその可能性を残しつつ、出馬の線で動いている。
 2日には民主運動(MDB)が、テメル政権の前財相でもあるエンリケ・メイレレス氏の出馬を宣言した。
 メイレレス氏はテメル大統領の継承者に選ばれたが、現時点での国民の支持は1%と薄い。また、連立与党の政党は大多数がジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)支持に流れたため、連立はない。
 同氏の副は6日に党内の委員会で決まる見込みだ。党大会では、連立については党執行部に一任することも決まった。副候補には元サンパウロ市市長のマルタ・スプリシー氏の名前もあがっている。