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《ブラジル》殺人で指名手配中の男を逮捕=女装でパレード中、機械が判別

サルバドール市でカーニバルを楽しんでいたネリ容疑者(前列右から2人目、顔に四角いマークがついた人物、5日付G1サイトの記事の一部)

サルバドール市でカーニバルを楽しんでいたネリ容疑者(前列右から2人目、顔に四角いマークがついた人物、5日付G1サイトの記事の一部)

 バイア州サルバドール市で5日、女装してカーニバルのパレードに参加していた殺人容疑者が逮捕された。
 逮捕されたマルコス・ヴィニシウス・デ・ジェズス・ネリ容疑者は、マルキラナスと呼ばれるトラヴェスチ(女装男性)のブロッコ(サンバ集団)に参加していたが、バラ・オンジナと呼ばれるサーキットの認識カメラにより、指名手配者である事が判明し、逮捕された。
 バイア州保安局は、ネリ容疑者には2018年の7月に逮捕令状が出ているとだけ語り、いつ、どのような事件を起こしたのかを明言するのを避けている。
 ネリ容疑者は、サルバドール市近郊のラウロ・デ・フレイタス市の出身で、州保安局が導入した顔認識機による逮捕者第1号だという。(5日付G1サイトより)

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