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博研=故橋本氏の遺稿出版、11日=『湖水に眠るセッテ・ケーダスの植物』

案内のため来社した皆さん

案内のため来社した皆さん

 サンパウロ博物研究会(博研、吉岡パトリシオ会長)は11日午後2時から、創設者の故橋本梧郎氏の遺稿『湖水に眠るセッテ・ケーダスの植物』第1巻の出版記念会を同研究会会館(Rua Jaime Ribeiro Wright, 618, Itaquera)を行なう。全400ページ、ポ語、300部発刊。

 同遺稿では橋本氏が1954年から約20年間採取した、イタイプーダム建設以前のセッテ・ケーダスの滝に自生していた約1150種もの植物がまとめられている。現在では集めようもない貴重な植物標本を本にしたもの。08年に橋本氏が亡くなり、10年に当時の越村健治会長と会員らが遺稿を出版しようと『イチョウ・プロジェクト』を立ち上げた。

 出版記念会では協力者への本の贈呈、橋本氏との思い出を語り合うお茶会が予定されている。

 案内のため6日に来社した吉岡会長、山内みどり、川上久子会計担当は「先生の最後の夢をとうとう叶えることができた。出版会で販売も行なうので、ぜひお越しください」と来場を呼びかけた。問い合わせは(11・2522・8299)まで。

 

関連コラム「大耳小耳」

    ◎

 来社した博研の川上久子会計によると、橋本氏が亡くなる前に同居していた佐舗ゆきさんが7月27日に亡くなった。その約一週間前に『湖水に眠るセッテ・ケーダスの植物』第1巻の見本を、佐舗さんに見せることができたそう。第2巻については故橋本梧郎氏の誕生日、1月31日までの発刊を予定している。博研は18日から行われるアルジャー花祭りでも出展し、薬草の紹介などをするそうだ。興味がある方は覗いてみては。

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