6日の刺傷事件後は入院中の極右大統領候補、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)は、12日夜も緊急手術を受けるなど、回復状況が思わしくない。それにより、同氏のキャンペーンに大きな支障が出てきていると、14日付現地紙が報じている。
サンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院に入院中のボルソナロ氏は12日夜、腸閉塞に伴う緊急手術を行なった。この手術は、事件当日に行われた緊急手術に次ぐ2回目のもので、癒着した部分を戻す作業と、1回目の手術の縫合部の破れをつくろい、腹腔内を洗浄する作業が行われた。