大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)は19日、同氏が財相に予定しているパウロ・ゲデス氏が18日に語った、金融取引暫定納付金(通称、小切手税、CPMF)と同様の税導入や、所得税の課税率変更などの考えを否定した。また、問題発言を繰り返す副大統領候補のアミウトン・モウロン氏(ブラジル革新労働党・PRTB)に発言を控えるよう伝えた。20日付現地紙が報じている。
ゲデス氏の経済プランは、19日付フォーリャ紙や20日付エスタード紙に掲載された。それによると同氏は、ボルソナロ政権が誕生した際の経済案として、1997年~2007年に採用されていたCPMFを復活させることを考えている。