ジャイール・ボルソナロ候補(自由社会党・PSL)が次期大統領に選出されてから2週間が経ち、「労働者党政権に戻るのか? それとも自由主義経済を主張するボルソナロか?」という問いに一応の終止符が打たれた事で、企業が中断していた新規投資や買収、合併、新規株式公開(IPO)などが再び活発化していると、12日付現地紙が報じた。
ボルソナロ氏の当選を待っていたかのように、選挙後数日で公開された新規投資案件もあるが、「新政権で経済活性化」の〃絵に描いた餅〃が実現化するには、社会保障制度改革や税制改革などを新政権が実行するという条件がある。