26日、最高裁大法廷で、選挙人登録の更新を怠った有権者340万人の今年の選挙での投票権に関する審理が行われ、判事投票7対2で認めないことが決まった。選挙人登録が抹消された有権者は全有権者の2・4%ではあるが、ブラジル北東部に多く、同地域に強いフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)には不利な判断となりそうだ。27日付現地紙が報じている。
選挙人登録の定期更新は全ての有権者に義務付けられている。指紋登録を含む更新作業を怠った場合や、3回連続で投票せず、選挙人登録がされている登記所でその理由を釈明しなかった場合は、選挙人登録が抹消される。今回の選挙では、期間中に登録を更新していないなどの理由で、登録が抹消された人が340万人いるという。