ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジルサッカー》CSAが3年連続昇格で4部から1部に返り咲き=全国所属ディヴィジョンなしから、3年後は1部のビッグクラブと対決

《ブラジルサッカー》CSAが3年連続昇格で4部から1部に返り咲き=全国所属ディヴィジョンなしから、3年後は1部のビッグクラブと対決

2年前に4部決勝を争ったCSA(右・Lucas Figueiredo/CBF)

2年前に4部決勝を争ったCSA(右・Lucas Figueiredo/CBF)

 サッカーのブラジル全国選手権2部の最終第38節が24日に行われ、敵地でのジュヴェントゥージ戦に勝利した、CSA(セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ)が2位となり、来年の全国1部昇格を決めた。
 今年の2部リーグは1位のフォタレーザが独走で優勝を決めたが、4位までの1部昇格争いは熾烈を極めた。
 CSAは最終節直前までは昇格圏外の5位だったが、最終節は3位と4位のチーム同士の直接対決が組まれていたため、5位のCSAはジュヴェントゥージに勝ちさえすれば、昇格を決められる状況だった。
 CSAは、3部降格が決まっていたジュヴェントゥージ相手にモチベーションの差を見せ付けて4対0と快勝。実に1987年以来、31年ぶりの全国1部復帰となった。
 今回特筆すべきは、CSAは2年前の2016年にも全国4部で2位になり、全国3部に昇格。昨年2017年は全国3部で優勝し、全国2部に昇格しており、今年の昇格もあわせると、3年連続の昇格となった点だ。3年連続昇格はブラジル初の快挙だ。
 実は今年の2部で優勝したフォルタレーザも、昨年3部から2部に昇格してきたばかりで、3部から1部まで2年で駆け上がっている。これも充分に快挙と呼ぶに値するが、3年連続の昇格の凄まじさには及ばない。
 また、2016年の全国4部は、その年の上半期に各州の大会で好成績を収めたチームに出場権が与えられる仕組みだったため、2016年の初めには、CSAは全国規模の大会に参加する保証もなかった。
 「2016年初めには全国レベルの大会へ出場する資格がなかったチームが、2018年の終わりには、翌年の全国1部行きの切符を手にした」というシンデレラストーリーだ。
 最近、ブラジルでは短期間で全国4部から1部に駆け上がるケースが頻発している。2013年のシャペコエンセ、14年のジョインヴレ、15年のサンタ・クルスだ。
 しかし、これら3チームは4部から1部に上がるまでに5シーズンかかっており、3連続昇格の偉業には及ばない。
 また、2017年に4部優勝、今年は3部で優勝したパラナ州のオペラリオが、来年の2部リーグで、3年連続昇格にチャレンジする。(24日付グローボエスポルテなどより)

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