ホーム | ブラジル国内ニュース | 《サンパウロ市》Mピニェイロスの高架橋の持ち上げ成功=2メートルの段差を埋める

《サンパウロ市》Mピニェイロスの高架橋の持ち上げ成功=2メートルの段差を埋める

 サンパウロ市は1日、11月15日に2メートルの段差が生じた、サンパウロ市西部マルジナル・ピニェイロス高速車線にあるヴィラ・ロボス公園前の高架橋をジャッキで持ち上げる工事を行った。3日付現地紙が報じている。
 6機のジャッキを使った持ち上げ工事は、1日の午前9時からはじまった。当初の予定では、この日は「ジャッキの使用テストがはじまってくれれば」くらいの感じだったが、作業が予想以上に順調に進み、翌2日の午後3時までには1・6メートルの持ち上げに成功した。
 これにより、2日の15時30分には、運行が中止されていたCPTM9号線のヴィラ・ロボス/ジャグアレー~シダーデ・ウニヴェルシタリア駅間も再開した。
 ブルーノ・コーヴァス市長によると「今後15日間の内に、この高架橋の今後の復旧の目安や段取りが整う」としているが、「これでこの橋が崩壊する可能性は100%なくなった」と太鼓判を押している。

image_print