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日系文学、第60号刊行=笠戸丸表彰で3氏受賞

本の装丁

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 『ブラジル日系文学』第60号(発行者=武本憲二、編集者=中田みちよ)が11月に刊行された。
 今号の特別寄稿には、「茶の湯―市中の山居」(林宗円)を掲載。外国文化を取り込み、独自の日本文化と昇華させた茶の湯の発展史を紐解いた。ブラジル政治雑談「ボルソナロ氏に決定」(空出木)では通常よりページ数を大幅に増やして対応。ボルソナロ旋風が吹き荒れた今回の選挙戦を改めて考察した。
 その他、随筆や詩歌、ブラジル文学翻訳などを掲載。日語版は146項で、ポ語版は60項。なお、ブラジル日本移民110周年を記念した「笠戸丸表彰」では、日系文学からからシモン・メイコ氏、小野寺郁子氏、梅崎壽明氏の表彰された。
 問合せは、同事務所(電話=11・3203・2018、メール=secretaria@nikkeybungaku.org.br)まで。

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