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サンパウロ市最大の繁華街で同性愛者殺害=夫や友人の見ている前で

 サンパウロ市最大の繁華街パウリスタ大通りとブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りの角で21日夜、30歳の同性愛者の男性美容師が、伴侶の男性らと歩いている最中、暴漢にナイフで刺されて死亡する事件が起きた。23日付現地紙が報じている。
 殺害されたのはプリニオ・エンリケ・デ・アルメイダ・リマさんだ。プリニオさんは同日夜、夫ともう一組の同性愛カップルとの4人でイビラプエラ公園まで散歩し、ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りを通って帰ろうとしていたが、パウリスタ大通りとの角で、2人の男性から同性愛であることをはやし立てられた。
 それを不快に思ったピルニオさんの友人がそのうちのひとりと口論になり、暴力を振るおうとしたところ、その男性がカバンから小型ナイフを取出し、ピルニオさんの胸を刺した。ピルニオさんは病院に運ばれたが、助からなかった。
 激怒した3人は刺した男性を捕まえようとしたが、その男性はナイフで威嚇しながら後ずさりし、地下鉄ブリガデイロ駅構内に逃げこんだ。男性の友人も一緒に地下鉄に乗り込んで逃げた。
 この時の模様は防犯カメラに記録され、テレビのニュースで報じられて話題となったが、25日、調理師のフヴィオ・ロドリゲス・デ・マトス容疑者(32)が逮捕された。同容疑者は正当防衛を主張し、「同性愛嫌悪」は否定している。

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