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ゲートボール連合会=役員の大幅な若返り図る=58歳、萩尾会長が就任=「若い人へ普及させたい」

新しく就任した萩尾会長

新しく就任した萩尾会長

 「ゲートボールを若い人に任せて、新しい考えでやってほしい」―ブラジルゲートボール連合会(本多八郎会長)の「第36回定期総会」が10日午前9時から宮城県人会会館で開催され、2期4年を務めた本多会長が後進へと席を譲った。新会長になったのは、聖南西カウカイア・ド・アウト支部長の萩尾勝巳ジュリオ氏(58、二世)。萩尾氏は30代から50代の多くの若手を役員に入れ、大幅な若返りを図った。

 役員改選は単一シャッパで、新会長の萩尾氏の名前が読み上げられた後に、会場から拍手で承認された。萩尾新会長から新役員ら42人の名前が読み上げられ、欠席者を除いた全員が舞台に上がり紹介された。
 萩尾会長はあいさつで本多さんの名を挙げ「4年間務められ、2018年の世界ゲートボール選手権大会をはじめ、多くの大会を運営した」と賞賛し、歴代会長や評議員長へ敬意を表した。また、小賀前々会長から話を受けて今回の会長出馬を表明したことを述べ、「皆の力を合わせてゲートボールを伯国に普及させるように努める」と決意を語った。
 総会後、本紙の取材に応えた萩尾新会長は「小賀さんから今までの役員が80歳くらいなので、若い人に入ってほしいと言われていた。支部長やカウカイア文協会長の経験もあるので、自分に声がかかった」と就任の経緯を説明した。
 GB歴は20年。家族総出で大会に参加し、3人が役員となった。若い選手からの人望も厚く、審判部長、監査、技術部長に30代を取り込むなど、大幅な若返りを図った。今まで平日開催だった役員会を土曜日に開催することに決め、若い人が参加しやすい環境づくりにも努める。
「近郊の田舎では遊ぶ場所があまりなく、多くの若い人もゲートボールで遊んでいる」とし、今後の抱負としては「若い人を参加させるプロジェクトを進行しつつ、高齢者も楽しくプレーできるようにしたい」と語った。
 本多前会長も「ゲートボールが始まった頃(1980年当時)に選手だった年寄りは、ほとんど亡くなってしまった。今後は新しい考えを持ってやってほしい」と新会長への期待を寄せた。
 総会は午前9時に始まり、聖市・州内、パラナ、麻州、南麻州、リオ、ゴイアスなどから118人の支部代表が出席。まず先亡者への黙祷に続き、2018度の事業・会計報告、監査役意見の発表、19度の事業・予算計画が発表され、承認された。18年度優秀審判員・優秀運営協力者の27人と、全伯GB大会と国際芽室杯が開催された地域の代表者が表彰されていた。


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 GB連合会の新会長となった萩尾氏は、ゲートボール選手が若くて強いことで知られるカウカイア在住。4人の子供と3人の孫に恵まれており、家族はゲートボール選手や応援団として総出で大会に参加するそうだ。今回の総会にも、萩尾夫人、娘、孫2人を連れて参加。ちなみに、萩尾さんの一番下の子供がゲートボールを始めたのが5歳。ということは、孫を入れて親子3代で最強チームを組む日も近い?

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