ボルソナロ新政権の主要課題の一つ、「汚職撲滅、治安改善」を託されたセルジオ・モロ法相は4日、「犯罪防止法案」(Lei Anticreme)を発表したと、5日付現地各紙が報じた。法案には、組織犯罪、汚職、暴力犯罪に対抗する14の法改正が含まれている。
具体的な内容は「文書偽造罪で処理されてきた選挙時の闇帳簿(カイシャ・ドイス)を独立した罪とする」、「2審判決が出た直後からの禁固刑開始」、「銃撃戦で犯罪者を殺害した場合の警察官の罰を緩和する」、「汚職、公金横領、被害者を死傷させた強盗犯の自宅禁固刑を認めない」などだ。