ホーム | ブラジル国内ニュース | ペレがイングランド名GKの死悼む=「私のシュートを止めてくれてよかった」

ペレがイングランド名GKの死悼む=「私のシュートを止めてくれてよかった」

ゴードン・バンクス氏(Christophe95)

ゴードン・バンクス氏(Christophe95)

 元サッカーイングランド代表GKとして、1966年に地元開催のW杯で優勝に貢献、次の70年メキシコ大会ではサッカー史に残るスーパープレーを見せたゴードン・バンクス氏が12日に81歳の生涯を終えたと、12、13日付ブラジルメディアも大きく報じた。
 バンクス氏のスーパープレーは、前回大会優勝国として臨んだ、1970年メキシコW杯一次リーグのイングランド対ブラジル戦で飛び出した。
 ブラジルは前半18分、右サイドを突破した名手ジャイルジーニョがタッチラインぎりぎりから高速のクロスボールをゴール前のペレに向かって蹴った。決して長身ではないペレは、その類まれなジャンプ力で、イングランドのディフェンダーより頭ひとつ分以上高い所でヘディングシュートを放った。
 「キーパーが取りにくいように、地面に叩きつける」―まさに教科書通りの完璧なヘディングだった。誰もがブラジルの先制点を確信した瞬間、バンクスは素早い反応でボールに飛びつき、ラインギリギリのところでボールをかきだし、コーナーキックに逃れた。このシーンは世界サッカー史に残る名シーンとして語り継がれている。
 これが縁で親交を深め、引退後もバンクス氏と友情を育んだペレは、「70年W杯のプレーは最高だった。私はキャリアの中で数え切れないほどのゴールを決めたが、バンクスが止めたせいで“決まらなかったゴール”について何回も人々から質問されたものだ。彼は人間的にも最高だった。彼と友情を築けた事を嬉しく思う。ご冥福をお祈りします」と、フェイスブックに投稿した。(2月12、13日付フェイスブック、フォーリャ紙より)

image_print

こちらの記事もどうぞ