【既報関連】14、15日付本紙でも報じた、昨年の統一選での社会自由党(PSL)の幽霊候補擁立疑惑に関して、ボルソナロ大統領の次男カルロス氏が選挙時に党首代行だったPSLグスターヴォ・ベビアーノ大統領府総務室長を追及したことに関し、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)や軍出身の閣僚たちが、べビアーノ氏を擁護する動きに出ていると、15日付現地紙が報じている。
「べビアーノ氏は嘘つきだ」とカルロス氏がツイッターで追及し、「もしベビアーノが汚職関与なら更迭」とボルソナロ大統領がレコルデ局のインタビューで語ったことで、ボルソナロ政権は内部分裂の危機を抱えている。