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 リオ州のウィルソン・ヴィッツェル知事は、国際女性デーの前日の7日、「マリア・ダ・ペーニャ法で告発を受けた男性は、リオ州の公的機関の委員会の役職者に指名できない」ことなどを決めた条例を裁可し、官報に掲載した。リオ州のような大きな州がこのような判断を行ったことは、家庭内暴力問題への対処として朗報と言えるが、ボルソナロ大統領支持の保守派で知られるヴィッツェル州知事が同条例を裁可したことも注目すべきだ。他方、ダマレス・アウヴェス人権相は8日朝、「女性が男女平等を求める姿勢が女性への暴力を招く」と発言し、物議を醸した。この問題に対する大統領の見解は?
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 8日付アゴラ紙によると、髄膜炎の複合ワクチンが不足している。足りないのはA、C、W、Y型に対応する複合型のワクチンで、少なくともここ3年くらいは特定の診療所に行かないと見つからないという。通常のワクチンは需要に応じて生産されるが、どの年にどの型のワクチンが必要となるかは予測が困難で、複合型を希望する医療機関が増えているのだ。1日に亡くなったルーラ元大統領の孫のアルトゥールちゃん(7)の死因が髄膜炎だったことなどで世間の関心も高まっているが、こういう話を聞くと不安だ。
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 例年、「気がついたら行われている」印象の強いサッカーのブラジル杯第2ラウンド。6日はサンパウロ市パカエンブー・スタジアムでサントス対アメリカRNの試合が行われ、サントスが4―0で圧勝した。これでサントスは第3ラウンド進出で、アトレチコ・ゴイアニエンセと対戦する。

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