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 蜂鳥誌友会(富重久子編集兼発行人)の俳誌『蜂鳥』345号が編集部に送られてきた。《春雷は忍者のごとし四方より》(井上人栄)には、まったく共感。今年は「雨、雨、雨、ときどき雷」の日が異様に多い。人知れず忍び寄って突然、稲光が光り、バケツをひっくり返したような驟雨。「忍者のごとし」とはよく言ったもの。《炎天にエーマが群れる大豆畑》(那須千草)を読んで、作者はどこに住んでいるのかと思ったら、やはりエーマ(駝鳥)が群生する南麻州だった。かつて牧草地を疾駆する雄姿が名物だったが、今では大豆畑になったようだ。《馴染みなき紅白の歌去年今年》(鈴木文子)もまったくその通り。《移民船マモン出されて匂いかぎ》(大内和美)。かつては恐る恐るだったマモンだが、今では毎朝欠かせない一品に? 

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