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《ブラジル》=ペレの盟友コウチーニョ、サントスの自宅で死去=ペレも最高の相棒の死を悼む

コウチーニョ氏(instagram:@santosfcより)

コウチーニョ氏(instagram:@santosfcより)

 ペレと共にサントスFCとブラジル代表で黄金時代を築き、“ペレの最高のチームメイト”とも呼ばれた、コウチーニョことアントニオ・ウィルソン・ヴィエイラ・オノーリオ氏が11日、サントスの自宅で心筋梗塞を起こし、75年の生涯を閉じたと、12日付現地各紙が報じた。

 コウチーニョは、ペレと共にサントスFCでプレーした1958年~67年の10年間で、獲得可能なタイトルのすべてを獲得。リベルタドーレス杯2連覇をはじめ、当時の世界一決定戦だった南米王者と欧州王者が戦うインターコンチネンタル杯も、1962年はベンフィカ(ポルトガル)、63年はACミラン(イタリア)を倒し、2年連続でのクラブ世界一に輝いた。その他に、タッサ・ブラジル(当時のブラジル全国選手権)で5連覇、サンパウロ州選手権でも6回の優勝を果たした。

 さらにコウチーニョは、1962年にチリで開催されたW杯にセレソンの一員として出場し、58年のスウェーデン大会に続く2連覇達成に貢献した。

 訃報に接したペレは、「大きな損失だ。私と彼のパスワークの評判は、世界に轟いた。必ず天国でも一緒にサッカーをして、ワンツー・パスで突破したい」と語った。

 またサントスFCも、「コウチーニョの栄光の歴史、数々のゴールは、永遠に記憶に刻まれる」と、公式サイトに追悼文を掲載した。

 コウチーニョはサントスFCで457試合に出場し、368得点を挙げた。これは、1091点のペレ、403点のペペに次ぐチーム歴代3位の記録だ。

 コウチーニョの通夜はサントスFCのチーム葬とされ、12日にホームスタジアムのヴィラ・ベルミーロで執り行われた。

 

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