ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 俳誌『朝蔭』の第469号が編集部に届いていた。《故国恋し蛙の居らぬ町に住み》(富岡絹子)。水田の近くで生まれ育った人は、あのガマ蛙の合唱が聞こえないと、移民したあとも一生もの足りない。きっと富岡さんも。《春謳歌天災少なき国に住み》(中山哲弥)を読んで、考え込んだ。たしかにブラジルは地震や台風などの天災は少ないが、それを補うように「人災」が多い。ブルマジーニョ鉱山ダム決壊しかり、スザノ学校襲撃しかり。神様は良く作ったもの…。《耕して親子三代花作る》(吉田繁)の作者はアチバイア在住。なるほど花器生産で全伯的にしられたところ。一つの事業が3代に渡って続いているのは、素晴らしいこと。親に対する敬意がないと継ごうとは思わないからだ。大きく花開いているのは花だけでなく、家族関係も。

 

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》ボウソナロ大統領の元弁護士を収賄で起訴=エスケーマS作戦の疑惑で2020年9月26日 《ブラジル》ボウソナロ大統領の元弁護士を収賄で起訴=エスケーマS作戦の疑惑で  ボウソナロ家の元担当弁護士、フレデリック・ワセフ氏が25日、リオ州検察局から横領や資金洗浄の疑いで告発を受けた。25日付現地紙が報じている。  これは、9日に行われたラヴァ・ジャット作戦の中の「エスケーマS作戦」に伴うもの。リオ州商業連盟(フェコメルシオ)が弁護士事 […]
  • 《記者コラム》パンデミックは好機?! 一気に進む世代交代2020年9月22日 《記者コラム》パンデミックは好機?! 一気に進む世代交代  「戦後移民の時代」は訪れることなく、過ぎ去った。結果的に、それで良かったのかもしれない。アアダコウダ言わず、素直にそう考えた方が前向きか。30代、40代の若者らが中心になって実施され、実に手際よく広範な内容を含みつつ、コンパクトに凝縮された「文協統合フォーラム2020」( […]
  • 《ブラジル》棉の価格が20%も高騰=衣類の値上がりや品不足は?2020年9月19日 《ブラジル》棉の価格が20%も高騰=衣類の値上がりや品不足は?  棉の国際価格が値上がりしている事やドル高の影響で、ブラジル国内の棉の価格が8月末時点で20%も高騰している。  ブラジルでは米やフェイジョン(豆)などの食料品が値上がりし、庶民の懐を直撃しているが、衣類の製造に不可欠な棉の値上がりは、被服費の高騰を招く可能性がある。 […]
  • 東西南北2020年9月18日 東西南北  投票日まで2カ月を切り、そろそろ、サンパウロ市市長選のことが気になりはじめる頃だ。フォーリャ紙によると、現職のブルーノ・コーヴァス市長は、最大のライバルになると目されているセウソ・ルッソマノ氏に関して、ボウソナロ大統領に支持してもらった方がむしろ助かると考えているという。それ […]
  • 特別寄稿=菅内閣誕生で川合昭の出番だ=アチバイア 中沢宏一2020年9月18日 特別寄稿=菅内閣誕生で川合昭の出番だ=アチバイア 中沢宏一  安倍首相が引退され、その後継者として菅義偉氏が第99代総理大臣に選ばれました。選挙区は横浜ですが、出身は秋田県南部湯沢市雄勝です。安倍政権を7年8カ月間、官房長官として支えてきました。その実績を評価され岸田、石破両候補に大差をつけての圧倒的な支持を得ての当選です。その […]