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失業率が12・4%に上昇=就職諦めた人は史上最高に

6千人雇用の情報でサンパウロ市中央部アニャンガバウーに集まった求職者達の列(29日付G1サイトの記事の一部)

 ブラジル地理統計院(IBGE)が29日朝、全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、昨年12月~2月の3カ月間の平均失業率は12・4%で、1月までの平均失業率の12%を0・4%ポイント上回ったと発表したと同日付現地紙サイトが伝えた。

 1月末時点の失業者は1270万人だったが、失業者数は89万2千人増の1310万人になった。年頭は例年、失業率が上昇する傾向にあり、昨年9~11月の3カ月間の平均失業率11・6%より0・8%ポイント高いが、昨年同期の12・6%よりは低い。失業者数自体は、昨年同期とほぼ同数だ。3カ月毎に見た失業率は、18年1~3月期の13・1%以降、8カ月連続で低下したが、その後は、横ばい1回をはさんで、2カ月連続の上昇となった。

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