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大阪=本格ブラジル産珈琲豆で勝負=自家焙煎店ドッセグラオン

香りが違うブラジル豆を淹れる様子

 聖市で「ジョイア・ロレーナ石井宝石店」を経営していた戦後移民・石井賢治社長の次男フェルナンドさんが、大阪・京橋にスペシャリティコーヒー専門の自家焙煎店「Doce Grão(ドッセグラオン)」(大阪府大阪市城東区新喜多1丁目4―18―103)を開いた。

 その生産地域だけの風味特性を持つコーヒー「スペシャリティコーヒー」の生豆が持つ、豆本来の「甘さ」を大事にするとの想いから、ポ語で「甘い豆」という店名をつけた。

 約1年前に開店。専売する豆の販売や、淹れたてのスペシャリティコーヒーを持ち帰りで提供する。こだわりは、ブレンドしないブラジル産の珈琲豆。父・賢治さんは「お陰様でとても美味しいと評判。ブラジルのコクがある珈琲豆は、香りが格別。珈琲通の方に喜ばれる」と少し照れながら語る。

 賢治さんによれば、息子は5年程前からコーヒーに興味を持ち、ミナス・ジェライス州やパラナ州の農場を訪ねてコーヒー研修を受けた。

 今から2年前に日本で暮らし始めたフェルナンドさん。自分の友人や父の知人を頼り、時間をかけて大阪に店を構えた。

 店内は、ブラジルの人形の置物「ナモラデイラ(恋人の帰りを待つ娘)」をシンボルとした内装で、ボサノヴァ等の伯国音楽も流れている。

 賢治さんは「周りの人たちに助けてもらいながら店をオープンした。大阪に行く際は、ブラジルの美味しい珈琲をぜひ味わって」と語っている。

 問い合わせは同店サイト(https://docegrao.shop/)またはメール(coffee@docegrao.com)まで。

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