ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 サンパウロ市環境局で、同じ家族から少なくとも9人雇われていることが判明した。その9人は、エドゥアルド・デ・カストロ環境局長が所属する自由党(PL)の支援者の一族だ。親族雇用の発端となったアギナウド・デ・ルッカ氏は、ジウマ政権で運輸相を務めたアントニオ・カルロス・ロドリゲス氏が18年の下院選に出馬した時の支持者で、カストロ局長はかつて、ロドリゲス氏の側近だった。カストロ局長はルッカ氏をはじめ、同氏の兄弟や甥たちに対し大量に役職を与えていたとされる。同市広報官は「真相を明らかにする」としているが、ブルーノ・コーヴァス市長自身、縁故採用疑惑で問題になったことがある。
     ◎
 ここ最近、ブラジルでもデモが頻繁に行われているが、29日には、お隣アルゼンチンでマウリシオ・マクリ大統領に抗議するゼネストが行われた。同日はストのため、首都ブエノス・アイレスはバスも電車も走らず、市内が完全にマヒ状態となった。今回のゼネストは、同大統領になってから既に5回目。さらに悪いことに、同国のインフレは今年、既に15・6%に達している。大統領選は来年だが、持ちこたえられるか。
     ◎
 スポーツ裁判所は29日、25日に行われたサッカーの全国選手権、ボタフォゴ対パルメイラス戦の勝敗をいったん保留する判断を下した。それはボタフォゴが、同戦の敗戦の一因となったPKを献上する原因となったファウルに対する審判のビデオ判定に疑問を呈したため。パルメイラスは一時的に勝ち点3を失っているが、それでもまだ首位を保っている。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》コパ・アメリカ開催地に急きょ決定=コロンビア、アルゼンチンが中止で2021年6月1日 《ブラジル》コパ・アメリカ開催地に急きょ決定=コロンビア、アルゼンチンが中止で  南米サッカー連盟(CONMEBOL)が5月30日、6月に開催予定のコパ・アメリカの開催予定地だったアルゼンチンでの開催をコロナ禍を理由にキャンセル。翌日には一転し、ブラジルでの開催を発表した。5月31日付現地サイトが報じている。  CONMEBOLは5月30日の夜1 […]
  • 東西南北2021年5月27日 東西南北  ジウマ元大統領が24日夜、体調を崩してリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレの病院に検査入院した。ジウマ氏はこの日のヴァーチャル会議に参加したときから「気分が悪い」と訴えており、その後に病院に向かった。この日はこのことに関する速報も出て緊張も走ったが、ルーラ元大統領が25 […]
  • 東西南北2021年5月26日 東西南北  ボルソナロ大統領が23日にリオ市で行った1万人規模のマスクなしでのバイク行進は、各方面から批判を浴びている。そのすぐ前の15日にブラジリアで行われた大統領支持の集会では、参加者の一人の退職公務員女性が、すぐ後の20日にマット・グロッソ州でコロナ感染が原因で死亡していることが分 […]
  • 東西南北2021年5月13日 東西南北  11日に保健相が、出場選手をはじめとした東京五輪関係者へのコロナワクチンの接種計画を発表した。リオ五輪の際のブラジル国内でもそういう傾向が見られたが、南米圏そのものの五輪熱がもともと高くない。そのため、今回の五輪もブラジル国内の報道は多くなく、「実感がわかない」というのが実情 […]
  • 東西南北2021年5月6日 東西南北  サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院し、癌闘病中のブルーノ・コーヴァス聖市市長は4日、胃の出血が止まった後に移った高度治療室から、SNSを通じてメッセージを発信した。同市長は「私には、あらゆる障害に打ち勝っていくとの確信がある」と宣言し、傍で見守る長男のトマス君(15)と固 […]