【既報関連】9日付のサイト「ジ・インターセプト」と「ジ・インターセプト・ブラジル」による暴露報道を受け、セルジオ・モロ法相とラヴァ・ジャット(LJ)作戦を指揮する連邦検察庁のデウタン・ダラグノル捜査員は、自分たちはハッキングの犠牲者であると主張し、違憲とされる「判事と検察の協力」を否定した。だが、この報道後の反応は厳しく、ブラジル弁護士会(OAB)が両氏の解任を求めるなどの動きも出た。11日付現地紙が報じている。
モロ法相は10日、マナウスで行われたイベントで暴露報道について尋ねられ、「判事が捜査員や政治家と話すなど、普通のことではないか」と語り、「私の一存で検察を動かしていたなどということはない」と報道を否定した。