5日、「ヴァザ・ジャット」の新たな報道が行われ、連邦検察パラナ支部のラヴァ・ジャット(LJ)捜査班主任のデウタン・ダラグノル捜査官に新たな疑惑が浮上した。それによると、同氏は、ジウマール・メンデス最高裁判事の休職、罷免をかねてから望んでおり、民主社会党(PSDB)の捜査に関連付けて捜査を行おうとしていたという。
「ヴァザ・ジャット」の報道元「ジ・インターセプト・ブラジル」が新たに提携したエル・パイス・ブラジルが5日に報じたところによると、今年の2月19日に、サンパウロ州道路開発公社(DERSA)元局長でPSDBの汚職工作を仕切っていたとされるパウロ・ヴィエイラ・デ・ソウザ(通称パウロ・プレット)容疑者が逮捕された際、ダラグノル捜査官は同僚捜査官らとの通信アプリ「テレグラム」での会話で、メンデス判事とプレット容疑者がスイスに持っていた口座やカードなどの関係を調べさせようとしたりしたという。