ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》ヴァザ・ジャット=部分的だった運命の盗聴=16年3月のルーラの会話=「逮捕逃れ」を匂わす発言なく=モロの暴露の根拠、揺らぐ?

《ブラジル》ヴァザ・ジャット=部分的だった運命の盗聴=16年3月のルーラの会話=「逮捕逃れ」を匂わす発言なく=モロの暴露の根拠、揺らぐ?

16年3月16日のルーラ氏とジウマ氏(Roberto Stuckert Filho/PR)

 8日、「ジ・インターセプト・ブラジル」とフォーリャ紙による、新たなヴァザ・ジャット報道が行われた。それによると、16年3月16日に公表され、ジウマ元大統領罷免にも強い影響を与えた、ジウマ氏とルーラ元大統領の会話は、同日昼前に盗聴が中止された後に録音された22件の通話の一部に過ぎない。また、残りの会話からは、ルーラ氏への官房長官就任要請は連邦政府をまとめるためのものだったことなどが伺え、セルジオ・モロ現法相が当時主張したような「逮捕逃れを目的としたもの」との論を崩しかねないものだという。

 ルーラ元大統領は16年3月16日朝、官房長官就任を内諾したが、当時のセルジオ・モロ・パラナ州連邦地裁判事は、就任内諾は「公職特権を得て、サンパウロ州グアルジャーの高級住宅を介した収賄容疑での逮捕をかわすため」と判断し、同日午後1時半過ぎにジウマ氏とルーラ氏が行った、書類の受け渡しに関する1分35秒分の通話記録を公表。これがジウマ氏罷免を叫ぶ人たちの怒りを買い、各地で暴動が勃発。議会でのジウマ氏罷免審理を後押しする結果ともなった。

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