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《ブラジル》ボルソナロ大統領、選挙関連法案の一部を拒否==拒否期限より早めの決定=汚職に甘い議会と対決姿勢

ボルソナロ大統領(Jose Cruz/Ag. Brasil)

 【既報関連】「汚職に甘い法案を議会が承認するも、大統領が拒否。それを議会がさらに拒否」がまた起こりそうだ。ジャイール・ボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)は9月27日、同月18日に議会が承認した選挙関連法案(PL5029/19)の一部を拒否の上で裁可した。9月27、28日付現地各紙・サイトが報じた。

 同法案は来年の統一地方選挙における選挙助成金や政党助成金の使い方について定めたもので、「党事務所の建設費や改装費に助成金を使える」や「監査役や弁護士の費用は選挙資金上限に含まれない」、「政見放送の枠外でTV、ラジオ、ネットCMを打てる」、「フィッシャ・リンパ法による出馬制限の緩和」などの内容が、「カイシャ・ドイス(闇帳簿)を助長する」と批判を浴びていた。

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