ホーム | ブラジル国内ニュース | リオ市=火災被害のバジン病院再開=事故による犠牲者は19人に

リオ市=火災被害のバジン病院再開=事故による犠牲者は19人に

 【既報関連】リオ市チジュッカ区のバジン病院が、9月12日の火災で閉鎖されていた病棟を再開させたと14日現地紙サイトが報じた。
 バジン病院は、2000年に開設した病棟と18年に増設した病棟からなる。9月の火災で被害を受けたのは、2000年開設の旧病棟だ。
 同病院は、通常入院用128病床、集中治療室32病床、手術室5、人工透析室1、心臓科の手術後の患者用集中治療室11病床を備え、20以上の診療科の医師60人以上を抱えている。
 火災が起きたのは9月12日夜で、旧病棟奥手の地下にあった発電機が火元とされた。病院側の対処の遅れなどで、入院患者や付き添いの人達が煙に巻き込まれたり、窓から飛び降りたりして死傷。9月12日現在の死者は11人だったが、別の施設に移された後に亡くなった人達がおり、最終的な死者は19人に達していた。
 病棟再開に先立つ11日には、出火当時入院していた患者103人中の15人と、付き添い(介護者)2人が入院中と報じられていたが、生存者達は、悪夢に悩まされて眠れない、火と煙に包まれた時に感じた臭いを感じるといった、災害被災者に共通するトラウマに陥っているという。
 これらの人々のケアは各種分野の専門家が担当している。両足を骨折して2度の手術を受けた介護者のジジアネ・サントスさんは、精神的なトラウマを乗り越える事はもちろんだが、現在は、一刻も早く起き上がり、歩けるようになって退院し、2人の子供のもとに帰る事が出来る日を心待ちにしているという。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • リオ―サンパウロ便に新会社参入=リオ西部の小規模空港にセスナ機で就航2019年9月13日 リオ―サンパウロ便に新会社参入=リオ西部の小規模空港にセスナ機で就航  ブラジルの小規模航空会社Twoflex社が、リオ―サンパウロのドル箱路線に、新たな形で参入することが決まった。  リオには、北部の国際空港ガレオン(トム・ジョビン)空港と、南部の国内線のサントス・ドゥモン空港があるが、Twoflex社の便が就航するのは、西部のバーラ […]
  • リオ=出会い系サービスで暴行被害=顔分からないほど女性殴打2019年2月20日 リオ=出会い系サービスで暴行被害=顔分からないほど女性殴打  リオ市西部バーラ・ダ・チジュッカ地区で16日の夜から17日未明にかけて、会社経営者のエライネ・カパロス氏(55)が、インターネットの“出会い系サービス”で知り合った弁護士のヴィニシウス・バチスタ・セーラ容疑者(27)に4時間に渡って激しく殴打される事件が起こったと、18、19 […]
  • 《ブラジル》遂に南東部にも原油塊漂着=ウミガメの繁殖にも影響か2019年11月12日 《ブラジル》遂に南東部にも原油塊漂着=ウミガメの繁殖にも影響か  【既報関連】8月30日に北東部で始まった原油漂着が南東部のエスピリトサント州にも及び、ウミガメが産卵する海岸でも原油塊確認と8~11日付現地紙、サイトが報じた。  エスピリトサント州での原油塊確認は7日のサンマテウス市グリリ海岸が最初で、8日に正式に漂着が発表された […]
  • リオ市=コルコバード鉄道135周年=4世代目の新型車両お目見え2019年10月10日 リオ市=コルコバード鉄道135周年=4世代目の新型車両お目見え  リオ市有数の観光名所でキリスト像が建つコルコバードの丘まで登る鉄道に、9日から第4世代の新型車両登場と同日付のニュースサイトが報じた。  この鉄道は、ブラジルの鉄道史上でもパイオニア的存在で、9日で創業135周年を迎えた。当時の皇帝、ペドロ2世によって開業した鉄道は […]
  • リオデジャネイロ市=建物倒壊の犠牲者24人に=建築・販売責任者に逮捕令状2019年4月23日 リオデジャネイロ市=建物倒壊の犠牲者24人に=建築・販売責任者に逮捕令状  15日朝、リオ市西部のムゼマ地区で発生したアパート2棟の倒壊事故は、現場での捜索活動も終わり、犠牲者は23人と報じられていたが、22日未明、入院中の負傷者が息を引き取り、犠牲者が24人に増えた。  現場での捜索活動は、最後まで行方不明とされていた23人目の遺体が回収 […]