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ネタの質にこだわった回転寿司=mawari

寿司、刺身の豪華盛り合わせ「mawari」

 日本で回転寿司は珍しくないが、ブラジルではごく稀。しかも日本のは「安い、早い」というイメージが先行しがちだが、この日本料理店「mawari」の寿司は質にこだわった本格派だ。
 35年来の友人という北川ドウグラスさん(54、三世)と三宅アンジェロさん(53、二世)が経営。回転寿司を取り入れた理由を三宅さんに聞くと、「聖市は日本料理店がたくさんある。ただ良いものを出すだけでなく、ここにしかないものが必要だと思った」とのこと。確かに、店を特徴付けるアイテムになっている。

食べ始めたらやめられない回転寿司

 回転寿司のシステムは日本と一緒。1皿10~31レアルで、王道のサーモンやブリ、軍艦巻きから、日本にはない伯人好みのクリームチーズが入った寿司、ホットロールもレーンを回る。目の前を次々に通り過ぎる新鮮な寿司に、ついつい食欲をそそられてしまう。
 平日の昼にもかかわらず、ビジネスマンや家族連れが続々と昼食に訪れる。リベルダーデ区も近く日系人の来店も多いが、それでも7割ほどは非日系だとか。
 「目の前の寿司を取って食べられるから、仕事の昼休みに来るビジネスマンも多い」と三宅さん。カウンター席の回転寿司と、ゆっくりくつろげるテーブル席で、食事をさっと済ませるビジネスマンも、会話がはずむ家族連れも入りやすい。

経営者の三宅さん、北川さん

 魚の仕入れを担当する北川さんは、「予め仕入れる魚は決めてから買いにいくが、良いものがないと買わない」と妥協は許さない。
 寿司の他にも、天ぷらや焼き魚が楽しめるボリュームたっぷりの定食(51レ~)、焼きそば、しょうが焼きなど日本食も揃う。
 お薦めの舟盛り「mawari」(275レ)を試してみると、ぜいたくに60品の寿司、刺身が盛られていた。
 たっぷり脂の乗った肉厚でつやのあるサーモンは、口の中でとろける。イクラはプチプチとはじけ、旨味が広がる。歯応えがたまらないタコ、ネタがしっかり詰まった巻き寿司。しかも、わさびは日本からの取り寄せ品だ。

グアバとチーズ、イチゴを組み合わせたデザート寿司「ロミオとジュリエット」

 2人は以前からレストラン経営を行ってきており、苦労もあったとか。具体的なエピソードを尋ねると、北川さんは笑いながら「大変な時もあったけど、お店に来るとお客さんが楽しそうに食事をしている。それがもっと頑張ろうという原動力になる」と穏やかな表情を浮かべた。
 mawariは聖市内に3店舗を構える。うち1つはパウリスタ大通り沿いのショッピング・パチオ・パウリスタ内だ。
 今後の展望については「お店を広げることは考えていない。それよりも、より高い質の料理とサービスを提供して、お客さんの笑顔をもっと引き出したい」と話し、三宅さんも笑顔でうなずいた。


「mawari」
(ショッピング・パチオ・パウリスタ店)

○住所
R. Treze de Maio, 1947, 3º andar – Piso Jardins

○電話番号
11・3266・5514

○営業時間
・月~土曜日 午前11時半~午後11時
・日曜・祝日 午前11時半~午後10時

○ウェブサイト
https://mawari.com.br/mawari-paulista/

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