17日に一度無効とされたエドゥアルド・ボルソナロ下議の社会自由党(PSL)の下院リーダー就任が、21日に了承された。それまでの下院リーダー、デレガード・ヴァウジール下議も禅譲を宣言したが、同党党首のルシアノ・ビヴァール氏には寝耳に水の展開であったことから、党内のボルソナロ派とビヴァール派の対決はさらに泥沼化しそうだと、22日付現地紙が報じている。
政府下院リーダーのヴィットル・ウゴ下議が下院議長団にエドゥアルド氏を同党の新リーダーとするためのリストを提出したのは21日午前10時頃だ。エドゥアルド氏側の下議たちの署名は32人分あり、下院議長団が確認した結果、3人分がだぶり、1人分は無効となったが、同党下議53人中28人と過半数の賛同と得ていたため、下院議長団は昼過ぎに、エドゥアルド氏を同党の下院リーダーとして承認した。