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《ブラジル》連邦貯蓄銀行=FGTS払い出しを前倒し=クリスマスの経済効果狙う

 連邦貯蓄銀行(Caixa)が21日、勤続期間保証基金(FGTS)の口座資金の払い出しを前倒しすると発表したと21、22日付現地紙、サイトが報じた。
 今回前倒しされるFGTSの資金開放は政府が景気刺激策として決めたもので、Caixaに口座のある労働者は既に受け取り始めていた。
 当初は、Caixaに口座のない人への払い出しは、1~6月生まれの人には年内、7~12月生まれの人には来年の予定だったが、今回の措置で、全員が年内に受け取れる事になった。
 具体的には、1月生まれの人は10月18日から、2月と3月生まれの人は10月25日から、4月と5月生まれの人は11月8日から、6月と7月生まれの人は11月22日から、8月生まれの人は11月29日から、9月と10月生まれの人は12月6日から、11月と12月生まれの人は12月18日から引き出せるようになる。
 引き出し開始日は前倒しされたが、引き出し期限は来年の3月31日のままだ。また、今回の引き出しは誕生月に応じて引き出すものではなく、既に辞めた会社が開設した休眠口座と、現在も勤務している会社が開設し、入金が続く活動口座の双方から、最大500レアルずつ引き出せる。
 政府はこれにより120億レアルが市場に流れ込むと見込んでおり、生活扶助を受け取っている家庭への13カ月給分の25億レアルと共に、クリスマス(ナタール)商戦を後押しする財源になると見られている。
 なお、Caixaによると、FGTSを受け取る権利のある労働者の約40%は同行に口座があり、引き出し開始後の約40日間で154億レアルを引き出したという。

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