ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》海底油田入札=夢物語に終わった巨額入札予想=予想額の7割、国際企業参加せず=来年の財政に暗い影響落とす

《ブラジル》海底油田入札=夢物語に終わった巨額入札予想=予想額の7割、国際企業参加せず=来年の財政に暗い影響落とす

ベント・アルブケルケ鉱動相(Tania Rego/Ag. Brasil)

 リオで6日、リオ州沖四つの海底岩塩層下(プレ・サル)油田の開発権公開入札が行われたが、落札総額は事前に連邦政府が想定していた1065億レアルを大きく下回る約699億レアルにとどまったと、6、7日付現地各紙・サイトが報じた。

 入札にかけられた海底油田の鉱区は、ブジオス、イタプ、セピア、アタプの4カ所だったが、落札されたのはブジオスとイタプだけで、セピアとアタプには入札がなかった。政府は前日まで、世界的な石油メジャーが入札に参加すると期待していたが、蓋を開けてみれば、入札に参加したのは国内企業のペトロブラス(PB)と、中国海洋石油(CNOOC)、中国石油(CNODC)のみだった。

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