サンパウロ市株式市場指数(Ibovespa)は4日、前日比1・23%高の11万300・9ポイント(P)で取引を終了し、史上初めて11万Pラインを突破した。5日付現地各紙が報じている。
これは、ブラジル時間の4日朝、「激しい関税の応酬を繰り広げている米国と中国が、貿易協定で合意の可能性がある」と、ブルームバーグ(B)社が報じたことを投資家たちが好感したことが主な原因だ。また、ブラジル国内の経済指標も今後を楽観視できると判断する要因になっており、それがブラジルの株高に結びついた。
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