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ミュージカル=邦人少女りのんちゃん出演!=歌の才能秘めたトミカ役を熱演

歌の才能を秘めたトミカを演じたりのんちゃん(foto Adriano Doria)

 昨年ミュージカル『Annie, O Musical(アニー)』に出演したサンパウロ市在住の駐在員子弟、上山りのんちゃん(12、東京都)。今年は『Escola do Rock(スクール・オブ・ロック)』に出演し、準主役クラスと言えそうな抜群の歌の才能を秘めたトミカ役を演じている。今週末が最後の公演だ。
 『Escola do Rock』は、失業中のロック歌手でギタリストのデューイ・フィンが名門校の臨時教師となり、生徒たちとロックバンドを結成し、コンテスト優勝を目指す話。2003年に公開された映画がミュージカル化された作品だ。

『Escola do Rock』のポスター(中央右、提供写真)

 ブラジル滞在3年目となるりのんちゃんは、今年3月に『Escola do Rock』のオーディションを受けた。演じるトミカ役について聞くと、「最初は学校に馴染めないけど、新しい先生に勇気をもらい、段々と明るい自分を出せるようになる役」と説明。
 歌が得意なりのんちゃんだが、意外にも今回はその歌で苦労した。「初めてゴスペル調の歌を歌うので、大分レッスンを受けました。今は大分慣れたかな」と笑う。
 取材で訪れた7日の公演には、りのんちゃんを観るために多くの日本人が訪れていた。公演後、古槇俊之さん(41、東京都)は「りのんちゃんの歌も演技も凄かった。英語もポルトガル語の歌も完璧。見ていて息子も楽しそうでした」と楽しんだ様子。

 父親の上山達也さん(39、和歌山県)は「転勤が子供に与える影響は大きい。親として、出来る事はなるべく叶えてあげたかった」と語り、「ここまで来れたのは周りの支えのおかげ。本当にありがたいです」と感謝の言葉を述べた。
 りのんちゃんの出演予定は残り2回。12月13日(金)午後8時半と15日(日)午後3時。入場料は75~310レアル。場所はサンタンデール劇場(Av. Juscelino Kubitschek, 2041)。

公演の最終日が近づき多くの日本人が鑑賞に訪れている


□関連コラム□大耳小耳

 ミュージカル『Escola do Rock(スクール・オブ・ロック)』に出演する上山りのんちゃん。滞在2年目に『Annie, O Musical(アニー)』でブラジルミュージカルデビュー。母親の由里子さんは「最初は台本のポルトガル語に片仮名を振って覚えて大変でした」と振り返る。外国でミュージカルをやる苦労を、本人に聞くと「言葉かな」と即答。言語の壁を乗り越えようと、現地の子以上に頑張らなければならないことも多かったとか。それでも「夢に挑戦するために、現地校に行ったのが一番良かった」と語り、今はポルトガル語会話も全く問題なくなったという。「いつかアメリカのブロードウェイに立ちたい」という夢もあるりのんちゃん。さらなる活躍に期待したいところ。

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