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憩の園=慈善歌謡祭「日本移民ショー」=一世の体験や歴史を歌と演劇で

「日本移民ショー(各移民には歴史がある。それを音色で知って)」のポスター

「日本移民ショー(各移民には歴史がある。それを音色で知って)」のポスター

 「これは一世の皆さんがブラジルに来て、たどった体験や歴史を歌謡ショーにしたもの。ぜひ懐かしい気持ちで見てほしい」――14日に来社した社会福祉法人「救済会」(佐藤直会長)の本田泉(イズム)専任理事は、初めて開催される慈善歌謡祭「日本移民ショー(各移民には歴史がある。それを音色で知って)」の主旨をそう説明した。

 聖市の文協大講堂で2月9日(日)午前11時から開始。入場料は35レアル。救済会が経営する高齢者福祉施設「憩の園」のために収益は使われる。

 本田さんは「高齢者が見に来やすいように午前11時開始にした。一世の皆さんが子供時代に聞いた音楽も流れ、植民地でよくやった運動会の再現とか、花嫁移民のシーンでは『瀬戸の花嫁』も歌われます」とさわりを説明する。会場ではお弁当などの日本食も販売される。

 当日はファビオ・トマさんがプロデュースを担当、有名カラオケ大会のチャンピオンが舞台に勢揃いする。グルッポ・ミツバに加え、イサ・トヨタ、セルジオ・タニガワ、パウラ・ヒラマ、タケシ・ニシムラ、ペドロ・ミズタニ、アケミ・オカモト、エウニセ・ミズタニ、ショージ・タカハタ、ヤスミン・ヤマシタら豪華コロニア歌手が出演して盛り上げる。

 元外交官の宮腰千葉太氏やドナ・マルガリーダ渡辺らが中心になって一世を救済するために、戦中に活動を開始した同会。1958年に「憩の園」を創立し、現在も入園者66人中、半数は一世だ。当日、入園者も舞台を見に来るという。

 元会長の吉安園子さんも「日本移民のストーリーを歌と演劇で表現するもので、その時代、その時代を思い出すような歌が、コロニア歌手によって歌われます。一世の皆さんが懐かしがって楽しめるショー、二世、三世にとっては移民史を知るショーになると思います」とお勧めする。

 入場券は、文協ビル4階の救済会事務所(11・3208・7248/3209・0215)で販売中。ネット(https://tinyurl.com/show-imigracao-japonesa)でも手に入る。

 本田さんは「ぜひお早めに入場券のお買い求めを。もしも観覧希望者が多い場合は、午後に2回目の公演をすることも考えています。一世の皆さん、ぜひ友人や子や孫と一緒に見に来てください」と呼びかけた。

 

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