ブラジル国家陸運庁(ANTT)は16日、ブラジル国内のトラック輸送の最低料金表を、積荷の種類や輸送形式によって11~15%増額調整したと、17日付現地紙が報じた。
新しい料金表は週明け20日から有効となる。 ANTTはまた、トラック輸送の帰路、積荷が空の状態で戻ってくる場合も料金を払うこと、運転手の食費、宿泊費も荷主が負担することを義務化した。
2018年5~6月には、燃料価格の高騰と荷主による強引な値引きに反発し、トラック運転手たちがブラジル全土でストを行い、国中の物流が大混乱を起こした。