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東西南北

 18日付本紙でも報じたように、16日夜から17日にかけてのブラジルでは、ナチスの情報相ヨーゼフ・ゲッベルスの言動を真似たロベルト・アルヴィム文化局長の話題で持ちきりだったが、アルヴィム氏解任後に、ボルソナロ大統領がベテラン女優、レジーナ・ドゥアルテに文化局長就任を依頼したことも話題を呼んでいる。レジーナは70~80年代、テレビ界屈指の人気女優として「ブラジルの恋人」の異名まで取ったが、芸能界では数少ない保守派で、近年はむしろそのイメージのほうが広く知れ渡っているほどだ。打診直後は「気が重い」と話していた彼女だが、20日に受託したとの報道も。今後、どうなるか。

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 サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は17日、サンパウロ市地下鉄2号線の延長工事を行うことを宣言した。これは、ジェラウド・アウキミン氏が州知事だった2013年に発表されながらも頓挫していた計画だが、2026年をめどに、現在の東の終点のヴィラ・プルデンテ駅から先に8駅増やし、3号線ペーニャ駅と連結する意向だという。13年の計画ではそこからさらに5駅あり、サンパウロ大都市圏グアルーリョスまで伸ばす予定だったが、その実現は未定だ。

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 19日、コロンビアで開催中のサッカーの南米五輪予選、ブラジル代表はパウリーニョのあげた1点を守りきり、ペルー代表に1―0で勝利した。今回の代表は、欧州で活躍中の出場資格のある選手たちの召集をことごとく断られたため、非常に苦労して陣容を組んでいるが、初戦勝利でまずは安心。次戦は22日で、強敵ウルグアイとの一戦となる。

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