ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》大統領の「燃料税金ゼロ」発言で波紋 州にICMS引下圧力 知事たちは揃って猛反発 燃料税への依存度高い州財政

《ブラジル》大統領の「燃料税金ゼロ」発言で波紋 州にICMS引下圧力 知事たちは揃って猛反発 燃料税への依存度高い州財政

5日のボルソナロ大統領(Wilson Dias/Agencia Brasil)

 ボルソナロ大統領が5日に「州政府が燃料に対する税金をゼロにするなら、連邦政府も燃料への税金をゼロにする」と語った件に関して、州知事たちが一様に不快感を示したと、6日付現地紙が報じている。

  問題の発言は、ボルソナロ大統領が5日に大統領官邸で行ったものだ。大統領はこの時、「もし州が燃料に対する商品流通サービス税(ICMS)をゼロにするなら、連邦税をゼロにする。今は財政的にとても困難だが、ICMSをゼロにするなら、燃料に課税するPIS(社会統合基金)とCofins(社会保険融資納付金)をゼロにしよう」と語っている。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について