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《ブラジル政府》陸上国境の閉鎖を発表=貨物や人道援助職員は例外

 ブラジル政府は19日、新型コロナウイルスの拡散を食い止めるため、19日から15日間、ブラジルと近隣諸国との間の国境を閉鎖することを決めた。ブラジル国内の同日付ニュースサイトが報じている。  
 この国境閉鎖措置は、空路による行き来には適用されない。
 陸上国境の閉鎖は、アルゼンチン、ボリビア、コロンビア、ガイアナ、仏領ギアナ、パラグアイ、ペルーの各国から、ブラジルに入国したい外国人に適用されるもので、外国にいるブラジル人のブラジル入国は妨げない。
 政府は、「国家衛生監督庁(Anvisa)の勧告に従った。コロナウイルス感染拡大を防ぎ、ブラジル国民の健康上のリスクを軽減させるという目的により、国境閉鎖措置は正当化される」としている。
 貨物は、人道支援要員と同様に、引き続き入国する可能性がある。
 政府発表によれば、入国制限を遵守しない外国人は直ちに国外追放される。難民申請をすることも出来ない。
 チリとエクアドルはブラジルと国境を接していないため、この2カ国は陸上国境閉鎖リストにはない。ベネズエラに関しては、ブラジルは既に国境閉鎖を決定済みだ。
 政府発表では、ウルグアイの扱いには触れていない。ウルグアイとは、個別の措置を発効させるため、2国間交渉が行われている。
 ブラジル人、ブラジルへの帰化人以外には、ブラジルの永住権を持つ外国人、国際機関の任務に従事する外国人職員、ブラジル政府の許可を受けた外国人職員の入国が認められる。また、国境線が通っている市(相手国側の市と地続きの市)の居住者の交通も制限を受けない。

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