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《ブラジル》コロナショックで調査に影響=訪問調査、現場調査を中断

 【既報関連】ブラジルでは、コロナウイルスによる災禍拡大で、人ごみや外出を避けるようにと推奨されているため、ブラジル地理統計院(IBGE)は、労働市場調査、全国家庭サンプル調査(Pnad)の訪問調査と、広範囲消費者物価指数(IPCA)算出のための価格の現場調査を一時停止した。20日付現地サイトが報じている。
 IBGEは当面、対面調査や現場調査を中止し、PnadやIPCAのデータも、携帯電話またはインターネットを使って収集する。
 「調査員や国民の命を守るため、家庭の訪問調査や店舗での価格調査を例外的に中断した」と語るIBGEの調査副局長、シマール・アゼレド氏には、「統計の正確性に影響するか」との質問が投げかけられたが、「影響が出ないように努力する。正確なデータを出すためには、一般市民の皆様の協力も重要。世界中が過去に例がない伝染病に直面している事を理解いただきたい」と語った。
 同氏はまた、コロナショックの前、最中、そしてショックの去った後のデータを正確にとり、比較することが重要とした。アゼレド氏は、世界中の統計機関が、コロナショックのせいで、データ収集方法を変更していることも指摘した。
 IBGE元会長のセルジオ・ベッセルマン氏は、「IBGE自体が、収集可能な限りの情報を駆使して、最大限の努力をする必要がある。当面のデータには、過去の傾向と照らし合わせて、一貫性がないと思われるようなケースが出てくるかもしれない。それでも、何らかの目安としては機能する」と語った。

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