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《ブラジル》1~3月の失業率12・2%=コロナの影響は4月以降か

 ブラジル地理統計院(IBGE)が4月30日に発表した全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、今年1月~3月の平均失業率は12・2%、失業者の実数は1290万人だったことが分かった。同日付現地ニュースサイトが報じた。
 この数字をその直前の昨年10~12月の平均失業率10・9%と比較すると、1・3%ポイント(P)増加している。実数にすると120万人が求職者の列に加わった計算だ。なお、昨年1~3月の12・7%と比較すると、今年は0・5%P下がり、失業者はむしろ減っている。
 ブラジルで新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは2月26日で、感染はそれ以降、国内全土に加速度的に広まった。3月下旬には各州で、特定業種の営業禁止令や外出自粛令も出たが、3月締めのデータにコロナ禍がどこまで影響したかは不明だ。
 今年1~3月の就業人口は9220万人で、昨年10~12月の9450万人と比べ、2・5%減少した。IBGEによると、これは統計開始以来最大の下げ幅だ。これまでの最大下げ幅は、2015年第4四半期から16年第1四半期にかけての1・7%減だった。
 同調査では、非正規雇用者が最も影響を受けたことも明らかになった。「昨年の第4四半期から今年の第1四半期にかけて職を失った230万人の内、190万人が非正規雇用者だった」と調査アナリストのアドリアナ・ベリンガイ氏は語っている。 
 従来のPnadは対面調査だったが、今回は、コロナ禍のせいで電話調査のみとなっている。

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